いぶりがっこのおすすめは?有名な産地・失敗しない選び方と買える有名店

いぶりがっこのおすすめは?有名な産地・失敗しない選び方と買える有名店

いぶりがっこは、大根を燻してから米ぬかで漬け込む秋田の燻製漬け物です。産地や作り手、燻し加減によって、香りや食感は大きく変わります。この記事では、秋田県湯沢市で漬物を作る雄勝野きむらやが、いぶりがっこの有名な産地失敗しないおすすめの選び方、そしていぶりがっこが買える有名店を、作り手の視点でまとめました。

この記事でわかること

  • いぶりがっこの有名な産地はどこか
  • GIマーク・燻し色・太さで見分ける、失敗しない選び方
  • いぶりがっこが買える有名店(本場秋田&首都圏・他県)

いぶりがっこはどこが有名?主な産地

「いぶりがっこはどこが有名?」とよく聞かれますが、本場は秋田県の内陸南部(県南)です。降雪が早く大根を天日干ししにくいこの地域で、囲炉裏の煙で大根を燻して漬け込む保存食として受け継がれてきました。なお「いぶりがっこ」は2019年に国の地理的表示(GI)保護制度に登録された、秋田を代表する名産品です(名称は秋田の方言「がっこ=漬け物」に由来します)。

① 湯沢市など雄勝地域

湯沢市を含む雄勝地域は、秋田県南の豪雪地帯で、大根を燻して漬ける「いぶり漬け」の食文化が古くから根づいた土地です。雄勝野きむらや(当店)の本拠がある院内は、かつて「東洋一」とうたわれた院内銀山で栄え、羽州街道の関所が置かれた佐竹藩の南の玄関口として、人と物が行き交った歴史ある土地でもあります。厳しい冬を越すための多くの保存食の技法が生まれたこの地で、家々に伝わってきたいぶり漬けを、雄勝野きむらやが1963年(昭和38年)に「いぶりがっこ」として商品化し、その名が広まっていきました。稲庭うどんや酒造り、味噌・醤油作りで知られる、発酵食文化の豊かな地域でもあります。

② 横手市(山内地区など)

横手市は近年、いぶりがっこ作りがさかんな地域で知られ、地域振興としていぶりがっこ作りを奨励しています。横手盆地の中心にあり、「かまくら」に代表される雪国の暮らしが根づいた地帯で、保存食の文化も育まれてきました。市内には個人・団体を合わせて100以上の生産者がいるとされ、山内地区では、自慢のいぶりがっこ・いぶりたくあん漬け・燻製・創作料理を競う大会「いぶりんピック」が開催されています。

③ 仙北市・大仙市

秋田県中央部の仙北市・大仙市を含む仙北地域でも、いぶりがっこが作られています。大仙市は、湯沢・雄勝・横手とともに羽州街道が通り、神宮寺などに宿場が置かれた土地で、米どころ・仙北平野の穀倉地帯として人や物資が行き交いました。「大曲の花火」で知られる街でもあり、いまはいぶりがっこも企業による生産がさかんで、生産量の多い地域として知られます。仙北市には、武家屋敷が残る城下町・角館(みちのくの小京都)や田沢湖など有数の観光地があり、いぶりがっこを手がける歴史ある発酵食品メーカーもあります。

失敗しないいぶりがっこの選び方

いぶりがっこは、燻し具合や太さで味わい・食感が変わります。店頭でも通販でも役立つ、選ぶときのチェックポイントを紹介します。

① GIマークで選ぶ

GI(地理的表示)は、地域と結びついた産品の名称を国が保護する制度です。いぶりがっこの場合、国産大根を使い、ナラ・サクラなどの広葉樹で昼夜2日以上燻し、ぬか床に40日以上漬け込む、指定の着色料・保存料・甘味料を使わない——といった基準を満たしたものだけが「いぶりがっこ」とGIマークを表示できます。迷ったときは、GIマークが“本場基準”を満たしているかの一つの目印になります。雄勝野きむらやではGI基準はもとより、添加物は一切使用せず、発酵期間60日以上、燻製期間も3〜5日など独自の厳しい基準で製造しています。

② 原材料で選ぶ

無添加・無着色をどこまで重視するかも選ぶ基準になります。いぶりがっこ本来の素朴な風味をお求めの方は、着色料・保存料・調味料(アミノ酸等)が使用されていないかを、パッケージの原材料表記でご確認ください。GIの基準では指定の着色料・保存料・甘味料は使えないことになっており、雄勝野きむらやのいぶりがっこも着色料・保存料・調味料(アミノ酸等)を使用しない自然発酵仕立てです。

③ 燻し色で選ぶ

断面や皮の色は、燻し加減を見分ける手がかりです。うす茶色は燻し弱めで、香りが穏やか・柔らかめ・水分が多めの傾向。こげ茶色は燻し強めで、燻製の香りが強い反面、皮はやや固めになりやすいです。どちらが良い・悪いではなく、好みの燻製香の強さで選び分けましょう(※あくまで目安で、個体差があります)。燻す木の種類と燻製時間がいぶりがっこの味の決め手となります。一般的には楢が主流ですが、雄勝野きむらやでは山桜の原木が8割です。3〜5日かけて緩急をつけて焚き、干し上げる独特の製法です。

④ 太さで選ぶ

大根の太さでも食感が変わります。太いものは燻し・干しが弱めのことが多く、みずみずしく柔らかめ。細いものは燻し強めのことが多く、しっかりした噛みごたえになりやすい傾向です。太くジューシーで柔らかめが好きか、細く絞られ燻製香が効いた歯ごたえが好きかで選ぶと失敗しにくくなります。

⑤ 形状で選ぶ

あらかじめスライスされたタイプと、ホールタイプ(一本もの・短切り)で香りの強さに若干の違いが出ます。燻製香をより強く楽しめるのは、食べる直前に切るホールタイプです。また、お好みの厚さに切れるため、風味・歯ごたえを調整したりチーズを乗せたりアレンジする場合にもおすすめです。一方でスライスタイプは、燻製香は若干落ちますが切る手間がなくマイルドな味になります。

いぶりがっこ(雄勝野きむらや)が買える場所

ここからは、当店・雄勝野きむらやのいぶりがっこが買える場所をご案内します。本場・秋田の店舗のほか、首都圏でも購入できます。※品揃え・在庫は店舗や時期によって変わります。事前にご確認ください。

① 公式オンラインショップ

サイズやセット、在庫を選んで購入できるのが公式通販(iburigakko.shop)です。のし・贈答用の対応もあり、遠方の方やギフト用途にも使えます。

② 秋田県内の店舗

本場・秋田では、次のような場所で取り扱いがあります。旅行・帰省・ドライブのついでに立ち寄れます。

  • 雄勝野きむらや 本店直営店(秋田県湯沢市)
  • 道の駅おがち(湯沢市)
  • 道の駅うご 端縫いの郷(羽後町)
  • 秋田空港「おみやげ広場 あ・えーる」
  • 秋田駅ビル「トピコ」
  • 秋田県産品プラザ(秋田県物産振興会)
  • イオンスーパーセンター湯沢店の地場産コーナー
  • 秋田県内の主要キオスク(一部エリアを除く)

③ 県外の有名販売店

秋田まで行かなくても、各地の秋田県アンテナショップや店舗でいぶりがっこ(一部の製品)が手に入ります。

アンテナショップ

  • 東京交通会館1F「秋田ふるさと館」(東京 有楽町)
  • ウイング高輪「あきた美彩館」(東京 品川)
  • みちのく夢プラザ(福岡)

百貨店・スーパー・食料品専門店

  • 大丸札幌店(北海道)
  • 阪急うめだ本店(大阪)
  • リウボウストア(沖縄)
  • 三越、高島屋などの百貨店(一部店舗)
  • 紀ノ國屋、クイーンズ伊勢丹、北野エース、ザ・ガーデン自由が丘など(一部店舗)

お近くで見つからない・売り切れのときは

サイズや在庫を選んで購入できる公式オンラインショップをご利用ください。のし・贈答対応もこちらから。

雄勝野きむらやの公式通販を見る →

まとめ

  • いぶりがっこの有名な産地は秋田県南部(湯沢市・横手市など)
  • いぶりがっこは2019年にGI登録された秋田の名産
  • 選ぶときは「GIマーク・燻し色・太さ・用途と量・原材料」の5点をチェック
  • 燻し色はうす茶=穏やか・柔らかめ/こげ茶=香り強め。太さ(絞り具合)でも食感が変わる
  • 雄勝野きむらやのいぶりがっこは、公式通販や本場秋田・全国の店舗で購入できる

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